十二番隊舎にて
※会話分のみ


「おー聞いたぜぇ、。六番隊の副隊長、ぶん殴ったって?」
「しかも他の奴らの目の前で!」
「やるねぇー!」
「………」
「しっかしよその副隊長ぶん殴るとはなァ…」
「一体どんな処罰が下ることやら」
「楽しみだなぁオイ!」
「いやー俺にゃとても出来ねぇよ」
「流石だよ尊敬するぜ、いやマジで!」
「………ぇ」
「あ?何だって、聞こえねーよ」
「ぅ、…ぅぅうるせぇぇ!!謝って来いっつーんだろ分かってるってのあたしだってなァ!」
「…おーぅ、分かってんならさっさと行ってこい」
「引きずってもしょうがねーだろ」
「腹括れよ、男らしく」
「あったっしっは女だッつってんだろ、この研究オタクどもーー!!!」

「…記録魔に言われたかねぇよなぁ」
「全くだ。背中押してやってる俺らの心遣いが欠片も分かってねぇ」
「つーかぐだぐだ悩み過ぎなんだよ、アイツ」
「鬱陶しかっただけだろ、単に」
「それも、ある」
「それだけだろ」
「…鬱陶しいって言えば、あいつ何か変わったか?」
が?どこが」
「何かスッキリしたっつーか…」
「はぁ?別に変わんねーよ」
「だよなぁ」
「気のせい、か…」

2011/01/27





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